フジタのVE提案
建設VEをリードするフジタが
ニーズに沿ったVE提案をご提供します
フジタは1968年に日本の建設業で初となるVEを導入して以来、お客さまにご提供する建設物・サービスの価値向上を目指し、VE活動を展開しています。
2019年度からIoT、DX、SDGsを意識したVE活動を展開し、変革の時代においてVE検討を業務フローに組み込み付加価値提案と生産性向上を図っています。また、全社および協力会社と関係会社も含めて毎年度開催しているVE実施事例の発表会では2020年度より環境賞を設け、環境に配慮したVE活動にも積極的に取り組んでいます。
VEとは?
Value Engineering(バリューエンジニアリング)の略で、最低限のライフサイクルコストで製品やサービスの必要な機能を達成するためのエンジニアリング手法のことを指します。
VEでは、必要な機能とそれにかかるコストを用いて、製品やサービスの価値を上記の式で表します。つまり機能:Fを変えずにコスト:Cを下げることができれば、製品やサービスの価値:Vが向上するというのがVEの考え方になります。VEの目的はこの価値を向上させることにあり、価値向上を提供することでお客さまの満足につなげていきます。
フジタのVEの歴史
フジタは建設業界で初めてVEを導入して以来、日本VE協会と連携しながらこれまで50年以上に渡り、全社員参加型のVE 活動を推進しています。
1947年
- アメリカGE社マイルズ氏によりVAとして開発、1954年 アメリカ国防省がVEとして正式導入
1959年
- アメリカVE協会:SAVE、1965年日本VE協会:SJVE創設
1968年
- 第3次5ヵ年計画の1つとしてVEを導入
1972年
- 「3時間VE」および「工事ソフトVE」を開発、作業所を中心に活動を展開
1973年
- 本社建築統括部VE推進課設置
1974年
- 作業所VE計画会議推進、VE実施例報告書運用開始
1976年
- 「全社員VEマン」活動キャンペーン、活動を全部門に拡大
1977年
- 本社VE推進委員会設置
1978年
- 第1回全店VE発表会開催
1981年
- 本社VE推進部設置、VE強化月間開始
1983年
- 東京・関東・⼤阪の3⽀店がSJVEより「第1回マイルズ賞」を受賞
1984年
- 「業績貢献と顧客への価値補償を目指し、VEを総合的に展開する」を方針に
1986年
- フジタWSS(価値⼯学講座72時間コース)がSAVE公認に
1990年
- SJVEより全産業で初めて「マイルズ賞・企業本賞」を、同じく翌年「マイルズ賞・事業部門賞」を受賞
1993年
- 「顧客満⾜とトータルコストの低減」を⽅針に
1994年
- VE資格CVS16名全産業1位、VEL125名業界1位
1995年
- ⽀店VE推進部廃⽌
1999年
- 建設業の原価企画型VEの開発
- 本社VE推進部廃⽌、全店VE発表会休⽌、VE実績集計停⽌、「コストダウンに特化したVE」を⽅針に
2002年
- 全店VE推進委員会復活
2006年
- VE計画フォロー書の運用、VE実績をKPI指標に、VE推進部復活、全店VE 発表会再開
- SJVE中部支部と共同で「2時間VE」を開発
2010年
- VE推進部再び廃止
2013年
- VE推進準備室設置、中期計画に「全社員VE活動の徹底」、全社次⻑による横断プロジェクトVE実施
2014年
- 社⻑直轄でVE推進部再復活
2016年
- 実践重視で建設本部管轄へ
2018年
- VE導入50年をSAVE大会で報告、2019年 SJVE全国大会で同報告
VE実施による効率化例
社外向けVE活動・支援
⻑年に渡り全社的に展開してきたVE活動を社内だけでなく、幅広く社外にお役⽴ていただくために、さまざまなVE活動・⽀援を実施しております。具体的にフジタがご提供させていただくVE活動・⽀援は以下のとおりです。
- お客さまにご提供する設計、見積り、施工に関するVE提案(お客さまの求める機能と予算を徹底追及いたします)
- 特定の目的と期限を有するプロジェクト型VEの⼀員としての共同(ファシリテイトによる参画も可能です)
- VEに関する相談、講話、ワークショップ指導など(グループ会社、協⼒会社、学⽣、公共機関、ならびに⽇本VE協会を通じて依頼を受けた場合とさせていただきます)
フジタは業界のVEリーディングカンパニーとして、
その経験と実績を生かすとともに、ESGやBIMなど最新のニーズを踏まえた
VE提案をご提供させていただきます。お気軽にお問い合わせください。