フジタの環境経営
当社では大和ハウスグループ全体の環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”の実現に向け、中期経営計画と連動した環境行動計画「EGP(エンドレス グリーン プログラム)」に沿って、2022年度より再構築した環境マネジメント体制のもとで、全社で一貫した環境経営を推進しています。「環境推進委員会」で環境に関する取り組みや目標、方針案策定のための議論を行い、重要な課題は社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」へ報告します。環境部は本社部門や支社・支店・事業部・関係会社へ指示や実施状況の確認を行い、要因分析と改善に向けた支援を実施します。
環境マネジメント体制図
フジタのGX戦略
カーボンニュートラルの実現に向けた中長期的な課題については、GX戦略部を中心に、主要部門とのワーキンググループで、環境課題の解決に向けて取り組みを推進しています。脱炭素・生物多様性・資源循環の課題を包括的に捉えるアプローチについて、各ワーキングで議論を重ねながら当社のGX戦略につなげています。技術開発では、脱炭素に貢献する新規事業や、生物多様性や資源循環の観点も含めて、環境負荷低減につながる新しい価値の創出にチャレンジしています。
GX戦略の3本柱
1. 事業活動からのCO2排出ゼロ
2. 脱炭素に貢献する事業の推進
3. 新たな環境価値の創出
当社の基本理念に掲げる「フジタ・エコ憲章」、「生物多様性保全方針」、「安全‧品質‧環境マネジメント方針」を基盤とした環境方針‧環境目標は、グループの環境長期ビジョン、環境行動計画と整合させたうえで、毎年更新し設定しています。環境目標では、活動の分野別に具体的な管理指標と目標値を定め、事業活動において多面的に環境負荷”ゼロ“への取り組みを推進しています。