社会 - ダイバーシティへの取り組み -

フジタでは、「誰もが、自らの意欲と能力を持ってさまざまな働き方や生き方に挑戦できる機会を提供し、また、子育てや親の介護が必要な時期など、個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方を選択でき、しかも公正な処遇が確保できる社内体制を構築していく」ためにダイバーシティ(人財の多様性)の推進に取り組んでいきます。

女性活躍推進

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画

フジタは、社員が仕事と生活を両立させることができ、社員全員が心身ともに健康で働きやすい職場環境をつくることによって、より多くの社員がその能力を十分に発揮できるようにするとともに、将来の労働力不足に備え、多様な人材を確保し、また女性活躍をより推進するため、次のように行動計画を策定します。

1. 計画期間

2022年1月1日から2024年 12月31日までの3年間

2. 内容

[ 目標1 ]

2024年末までに、雇用区分の転換制度の継続運用を行うとともに、女性が活躍できる職場であることについての求職者に向けた積極的広報をすることで、総合職に占める女性の割合を現行の13%から14%以上にする。

[ 対策 ]

  • ・採用ホームページ、社外ホームページで女性の活躍を広報し、定期採用、中途採用において優秀な女性を積極的に採用する。
  • ・一般職と有期雇用社員の総合職への転換制度を継続的に運用する。

[ 目標2 ]

2024年末までに、女性職員のライフイベントによる離職の防止・支援策の継続とキャリアアップ支援を促進し、男女職員の平均継続勤務年数の差異を6ヵ月以上縮める。

[ 対策 ]

  • ・育児休業取得を希望する本人(男女とも)とその上司に対して休職前・復職前・復職後にわたり定期的に面談を実施し、産休・育休ハンドブック(ママ編・パパ編)を活用し、育児に関する社内の両立支援策の利用促進を継続する。
  • ・本人とその上司が育児に関する社内の両立支援策利用に関して気軽に相談できる窓口を周知し、その利用をサポートする。
  • ・職種別女性職員対象のキャリアアップミーティングを検討、企画する。

女性活躍推進のあゆみ

女性活躍推進を目的に2007年にF-net 「女性総合職ネットワーク」を立ち上げ、さまざまな課題に取り組んできました。発足当時48名であったメンバーも400名を超える人数となり、当社の発展の原動力のひとつとなっています。

東京で輝く、自分らしく。

2022年には、これまでの組織的、継続的な取り組みが評価され、
令和4年度東京都女性活躍推進大賞 優秀賞(産業分野)を受賞しました。

  • 2019年度 F-net10周年総会(東日本開催)
  • 大和ハウスグループ各社が合同で実施するダイバーシティ推進フォーラム「D’s Diversity Forum」
  • ロールモデル紹介
  • キャリア採用で入社した女性社員の意見交換会

障がい者雇用・外国籍・シニア人財活躍推進

フジタでは、性別、年齢、国籍、職歴などさまざまなバックグラウンドを持つ人財に対し、本人の適性や希望を考慮しながら「フェア」な機会提供を図ることにより、地域での障がい者雇用の創出や海外での若手社員の活躍推進などに取り組んでいます。

障がい者の活躍推進

障がいのある方がいきいきと活躍できる環境の提供と地方貢献を目的に、2020年度より熊本県で農園型の障がい者雇用を開始しました。都市部に比べ就労機会の少ない地方での障がい者雇用は、雇用促進だけでなく、地域の課題解決にも貢献できると考えています。また、継続的なインターンシップの受け入れや障がいに配慮した職場環境整備にも努めています。

  • 農園で収穫された野菜を使用した社員寮の食事
  • 農園内での水耕栽培作業の様子

パラスポーツ支援

日本パラ水泳連盟とオフィシャルパートナー契約、そして日本視覚障害者柔道連盟とオフィシャルトップパートナー契約を結び、選手および連盟のサポートを通じて、障がい者の社会参加の促進に寄与します。

外国籍人財の活躍推進

当社では外国籍人財の活躍推進に取り組んでおり、国内外で活躍しています。多様な人財を受けいれることで新たな発想を生み出す企業風土づくりを目指しています。

シニア人財の活躍推進

当社ではシニア人財が有する豊富な知識・経験・スキルを生かす取り組みを進めています。

次世代育成

次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画

フジタは社員が子育て中においても仕事と生活を両立させることができ、社員全員が心身ともに健康で働きやすい職場環境をつくることによって、より多くの社員がその能力を十分に発揮できるようにするとともに将来の労働力不足に備え、多様な人材を確保・育成し、その活躍をより推進するため、次のように行動計画を策定します。

1. 計画期間

2024年1月1日から2025年12月31日までの2年間

2. 内容

[ 目標1 ]

子どもを育てる社員へ子育てサポートのための取り組みを継続して実施する。

[ 対策 ]

  • ・子が生まれる予定の社員とその上司向けに、子女出生休暇・育児休業・看護休暇などの制度、育児支援策、相談窓口などに関する情報提供、周知を図ることで育児との両立を支援する。

[ 目標2 ]

子どもを育てる社員のキャリア形成に関する支援、取り組みを検討・実施するとともに、管理職を対象に育休取得を申し出た部下への対応について理解促進のための情報提供を行う。

[ 対策 ]

  • ・育休中、復職前後、子育て中の社員を対象に、社内外のロールモデルの紹介、キャリアプラン形成研修等を検討・実施する。
  • ・管理職を対象とした育児と仕事の両立支援に関する理解促進のための研修等を検討・実施する。

[ 目標3 ]

固定的な性別役割分担意識の是正(アンコンシャス・バイアス解消)に向けた取り組みを検討し、実施する。

[ 対策 ]

  • ・階層別研修ならびに全社員対象のe-ラーニング等の機会を利用し、情報提供・啓発活動を行う。

[ 目標4 ]

周辺地域の子どもの技術センター・作業所見学などの受け入れを継続して実施する。

[ 対策 ]

  • ・地域や学校の子供たちの見学を受け入れる。

[ 目標5 ]

就業体験機会の提供を目的とした主に大学生を対象としたインターンシップを継続して受け入れる。

[ 対策 ]

  • ・インターンシップの受け入れを継続して実施する。

築育

当社は、建設業として地域社会とのコミュニケーションや自然環境への配慮、「築育」活動などに積極的に取り組んでいます。「築育」とは、次代を担うこどもたちや若者、そして地域住民の方々にものづくりの楽しさ、街づくりの大切さ、自然環境への配慮などを伝え、広めていくことを目的とした活動で、各地でさまざまな築育活動・社会貢献活動に取り組んでいます。フジタはこれらの活動を通して、建設業の使命やスケールの大きさ、高度な技術力などを多くの方に理解していただき、将来を築く建設技術者を育んでいきたいと考えています。

  • 内閣府・文部科学省・経団連が推進する「理工チャレンジ(リコチャレ)」の一環として女子小中学生を対象に技術センター見学会を開催しています
  • ABEイニシアティブに参加し、アフリカ各国よりインターンシップ生を受け入れています
  • 建設現場でお仕事体験
  • 近隣学校や住民の皆さまに向けた現場見学会
  • フジタ技術センター見学会

育児・介護支援

育児・介護関連制度、支援策

主な特別休暇

看護休暇、介護休暇、産前産後休暇、失効有給休暇活用制度

時間有給休暇制度

有給休暇は、時間単位でも取得できます。

休職制度

育児休職、介護休職

育児・介護のための制度

短時間勤務、フレックス勤務 など

育児・介護支援策

ニチイキッズ企業主導型保育、ベビーシッター派遣事業割引券、育児支援補助金、育児ハンドブックおよび育児休復職前の面談
介護コンシェルジュ(仕事と介護の両立支援サービス)、介護セミナー、介護ハンドブック、介護に関するe-ラーニング、介護に関する個別相談会

「トモニン」マーク取得

厚生労働省が定める「仕事と介護を両立できる職場環境」の整備・促進のためのシンボルマーク「トモニン」を活用し、介護セミナーや個別相談、ケアマネジャーや施設の紹介サービスなど、仕事と介護を両立しやすい職場環境の取り組み、介護離職を防止するための取り組みを積極的に行なっています。