神奈川電設株式会社様 新本社屋が茅ヶ崎市初のZEB認証を取得しました

当社が設計・施工し、2023年3月に竣工した神奈川電設株式会社様 新本社屋(神奈川県茅ヶ崎市)が、市内初のZEB認証を取得しました。

※ ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル):快適な室内空間を保ちながら、省エネと創エネによりエネルギー消費量を大幅に削減し、建物の年間のエネルギー収支をゼロにすることを目指した建物のこと

神奈川電設株式会社 本社
(画像をクリックで実績ページへリンクします)

本物件では、開口部分を必要最低限とし、エコガラスや外壁断熱材などの採用で断熱性を高めることで、必要な空調エネルギーを抑制しています。また、事務室の明るさに応じて照明を制御する昼光制御や、要所に人感センサーを使用することで、照明のエネルギーを抑制。さらに、太陽光パネルといった創エネ設備を設けるなど、エネルギー削減に効果的なさまざまな手法を取り入れています。

これらの取り組みによって年間約49トン(50%)のCO2削減が見込まれており、省エネ技術でエネルギー消費量を50%以上削減する「ZEB Ready」を取得しました。

 

茅ヶ崎市が2021年に発表した「気候非常事態宣言」では、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すほか、深刻化する自然災害、猛暑による健康被害など、気候変動に対する適応策の推進が盛り込まれており、本物件は、このうち二酸化炭素排出抑制の実現に寄与する建物となっています。

2階 カフェコーナー
2階 コラボーレションボイド
3階 FUJIMIテラス

建築上の環境配慮のほか、富士山と河川敷の緑を眺望できる執務スペースや、社員が集えるカフェコーナーの設置や、相模川の氾濫リスクを考慮したBCP対応の機能も整備しています。

社員の皆さまの一体感を醸成するとともに、地域や周辺環境を含めた、人と人、自然、社内外の「つながり」を生み出す高環境なオフィス空間となっています。