H形鋼を座屈拘束した耐震・制振ブレース
FIRSTブレース

概要
FIRSTブレース※は、地震力に抵抗する芯材のH形鋼を座屈拘束材の鋼管およびモルタルで覆い、地震の際、芯材に大きな圧縮力がかかっても座屈が生じないようにした高性能な耐震・制振部材です。圧縮時にも引張時と同等の耐力と変形性能を発揮させることができます。
- 2013年に耐震部材として、2018年に制振部材として一般社団法人日本建築総合試験所において建築技術性能証明を取得しています
※FIRSTブレース:Fujita Improved and Reinforced Steel Braceの略称
特徴
- 芯材(H形鋼)、座屈拘束材(鋼管)、芯材と座屈拘束材の間のモルタルで構成します
- モルタル充填部には鋼製型枠により空洞を設け、軽量化します
- 構成が簡易で、製作に特殊な技術が不要なため、低コストを実現します

実施例
この技術の施工事例
その他
実績
物流倉庫、工場、事務所、文化施設、耐震改修など多数