柱RC造・梁S造とするハイブリッド構造のPCa工法
FSRPC-B構法
Fujita Steel plus Reinforced Precast Concrete Band plate method

概要
建物の天井高を高くしたり、スパンを広げたりと自由な空間の設計ができるため、RC造に比べ平面計画の自由度が増し、SRC造やS造に比べローコストで建設することができます。柱を工場生産されたRC造のプレキャスト(PCa)柱とすれば、工期の短縮と省力化がはかれます。
本構法は、第三者機関において建築技術性能証明書を取得しています。
特徴
- 柱頭と柱脚を鉄製のバンドプレートで補強することで、柱梁接合部の耐震性能が向上します
- 接合部ディテールは、接合部フープを鉄骨梁ウェブに貫通させた後に溶接する横補強筋形式フレア溶接タイプのほか、接合部フープを省略して鉄板により覆う囲み板形式、接合部フープの代わりにU字形補強筋を差し込むU字形補強筋タイプが選択可能です
- RC造では難しい10~18mの大スパンが可能
- SRC造に比べて約25%の工期短縮
- SRC造や鉄骨造に比べて10~20%のコストダウン

完成後の物流施設内部
この技術の施工事例
その他
実績
建築施工床面積400万m2超え
物流施設、商業施設、医療・福祉施設、生産施設、事務所・庁舎ほか多数