騒音防止計画・制御技術

概要

住宅、オフィスなど人が過ごす場にはさまざまな音があふれています。よりよい音環境の創造には、適切な遮音対策技術をはじめとした騒音防止計画技術が必須です。騒音伝搬シミュレーションなどの計画技術により、快適な音空間を提供します。

特徴

  • 幹線道路、鉄道、地下鉄に近接する建物の騒音防止計画・制御技術
    幹線道路や鉄道に近接した建物では、建物が建設された後の騒音の状態をシミュレーションすることによって、計画建物の遮蔽効果を考慮した合理的な遮音仕様を計画します。地下鉄に近接した建物では、振動が地盤~建物を伝搬して居室で騒音として放射されるいわゆる固体音が生じます。地盤の振動調査、固体音のシミュレーションを行うことによって、合理的な振動対策を計画します。
  • シネマコンプレックスの騒音防止計画・制御技術
    シネマコンプレックスは、同一建物に複数の劇場(スクリーン)を持つ映画館で、上下左右に近接する劇場間で高度な遮音性能が必要です。建物の計画・設計・工事の各段階において、騒音・振動の調査、騒音伝搬・固体音・床衝撃音のシミュレーションなどの計画技術と、各種遮音工法、防振工法による制御技術を駆使して、最適な音環境を提供します。

この技術の施工事例