雨水循環システムで街、環境、人を育む

メビオトープ

一過性の雨を敷地内に留め、雨水の有効活用を促す技術

概要

持続可能な社会づくりや都市計画が求められる時代。
ふるさとの山や川はもちろん、都会の街並みや暮らしをみずみずしい環境にするために欠かせない「水資源」。
メビオトープ®は天然のサイクルをお手本に、恵みの雨を受けとめ、しっかり使うために技術を組み合わせ、土地の保水力をデザインする雨水循環システムです。

特徴

メビオトープを構成する3つのテクノロジー

 

  • 雨水活用技術

再利用が容易な屋根降雨を分別・収集します。
大和ハウスグループ みらい価値共創センターでは、敷地内に貯留した雨水はトイレ洗浄水や清掃水、散水、さらに水景補給水、植物への灌水にも100%雨水を有効利用しています。

 

  • 雨水貯水技術

計画地の降水履歴(IN)と使用量(OUT)を最適化して計画貯水量を導き出し、雨水放流を抑制するほか、貯水槽建設や上水(水道水)使用の両コストの削減と雨水利用により環境負荷を軽減します。

 

  • 雨水浸透技術

雨水を地中に浸透させるため側溝のない敷地環境を演出。地下水への還元や地中保水による気化熱効果でヒートアイランド対策も期待できます。
同時に雨を敷地外へ排出するピークを遅らせ、放流を減らし、災害防止に貢献できます。

この技術の施工事例

その他

認証
大和ハウスグループ みらい価値共創センター「コトクリエ」のLEED®認証、SITES®認証の取得に寄与