北浜逢阪貯留管(平成の太閤下水)

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概要

本工事は、地下貯留管(シールド工事)の発進立坑を兼ねた管理会所を築造するものでありニューマチックケーソン工法による施工としては、沈設深さ64.3m、最大作業気圧0.58Mpaと当時世界最深であった。
「施工場所が開園中の天王寺動物園内にあり、動物への騒音などの対策が必要」「最大気圧が0.58MPaと非常に高い」の2つの大きな特徴がある。
対策として①事前に3次元FEM解析による検討を実施。立坑周囲に影響遮断壁(SMWφ550、H=33.3m)を施工。②0.390~0.580MPaまでは無人掘削(遠隔操作・ヘリウム混合ガス利用)にて実施。の2点を実施。

国・地
大阪府
所在
大阪市
発注
大阪市建設局
2010年02月
日本シビックコンサルタント株式会社
工事概

外径Φ=22.6m、構築高さH=66.2m