フジタでは、震災瓦礫処分量低減、安全・安心な地域社会づくりに貢献することを目的として、東日本大震災で発生した瓦礫を防潮堤のCSG工法の母材に利用しました。防潮堤本体のうち31.8%(14,000 ㎥/ 44,000 ㎥)に震災瓦礫を再生・有効活用することで、廃棄物を大幅に削減し経済面・環境面に貢献しました。
海兵植物の再生など、自然環境に配慮した防波堤としてベンチマークとなる事例であり、今後大規模災害が発生した際の復興工事においても応用できると考えています。
※CSG工法:Cemented Sand and Gravel 建設現場周辺で手近に得られる岩石質材などを母材とし、構造物を築造する工法
