フジタの価値創造 ストーリー
「“高”環境づくり」を目指すフジタは、事業にともなうリスクと機会、社会が求める活動、マネジメントレビューで示された課題や第三者意見などを踏まえ、社会的価値を共有するための重要課題を設定するとともにSDGsの実現に取り組みます。
重要課題に至るリスクと機会
2022年度から環境、社会、ガバナンスに関わる中長期の活動として、新たな重要課題を掲げ、下記に示す取り組みを進めます。これらは大和ハウスグループが掲げるESGへの取り組み方針である「環境長期ビジョン/エンドレス グリーン プログラム(環境行動計画)」やSDGsとも連動した重点課題として、「中期経営計画」や「フジタ環境目標」などに体系的に展開しています。
中期経営計画5ヵ年計画(2022年度~2026年度)
変化をとらえ、強みを磨き、
地球と未来に必要とされる会社に
- 顧客満足の追求
- 業務改革による
生産性向上 - ESGを軸とした
基盤整備
フジタ環境目標
大和ハウスグループ「エンドレス グリーン プログラム 2026」および当社のリスクと機会に基づき「フジタ環境目標」を定めています。フジタ5ヵ年計画(2022年度~2026年度)とも連動し、「環境長期ビジョン」で定めた究極のゴールである7つの「チャレンジ・ゼロ」実現に向けた経営を推進します。
価値創造に向けた重要課題
社内外の専門家の指導も踏まえ、フジタの事業をSDGsやESGの観点でサプライチェーン、ライフサイクルで分析し、建設事業と関連活動に影響する中長期の重要課題と指標を設定しています。2022年度からは、大和ハウスグループの第7次中期経営計画や当社独自のシナリオ分析に基づく結果を含め、重要課題を設定しました。
- フジタ5ヵ年計画(2022 年度~ 2026 年度)環境目標へブレークダウン
- フジタ5ヵ年計画(2022 年度~ 2026 年度)
- フジタ環境目標
環境への取り組み
GHG(温室効果ガス)排出量の削減
再生可能エネルギー事業への取り組み
“高” 環境提案による差別化
事業活動における省エネ対策・活動の徹底
軽油代替燃料・軽油用燃焼促進剤の利用推進
使用電力の100%再生可能エネルギー化
再生可能エネルギー事業の推進(太陽光・小水力など)
電気自動車の導入
ZEB提案力の強化、ZEB率目標の設定、自社建物のZEB化
サプライチェーンと連携した排出削減・リスク低減
ネイチャーポジティブに向けた生物多様性保全・緑の創出
森林破壊ゼロ方針に沿った木材調達
廃棄物削減・リサイクル率の向上、ゼロエミ活動の推進
ガイドラインの運用による使い捨てプラスチック削減
水使用量の削減、水リスク管理
グリーン調達・グリーン購入の推進
環境貢献事業の創出
脱炭素技術・環境関連技術の研究開発と実用化
環境教育の推進(環境法令・環境経営・専門教育)
TCFD/TNFDへの対応
社会的課題への取り組み
建設DX、自動設計などのDX実用化
ファシリティマネジメントを通じた新たな顧客価値の提供
防災減災分野の強化
地方創生への具体的貢献
BIM/CIMとITツール活用による業務効率化
労務対策による重層下請構造の是正
全部門でのフロントローディングの徹底・浸透
グループでの共同調達シナジーの追求と調達手法の変革
多様な人財の育成・確保
海外拠点の現地化推進と事業体制整備
働き方改革による労働時間短縮
危険ゼロ・死亡災害ゼロの実現
健康経営の追求とエンゲージメント向上
企業統治への取り組み
業務フローの徹底による安全・品質確保
継続的教育によるコンプライアンスの遵守
フジタのBCP確立と激甚災害への備え
資本効率の追求
フジタが目指す“高”環境づくりの実現
「“高”環境づくり」は、企業としてあるべき姿を示すため、1990年に当社のスローガンとして制定しました。先端技術を建設の中に生かし、快適で豊かな環境(人間環境・社会環境・地球環境)を創造しようとするフジタの意思と姿勢の宣言であると同時に、社会に対して企業としての責任を全うすることを明示しています。
高
好・幸・高品質・豊か・21世紀・調和のとれた・先進性・先端技術・クリーン・アメニティ・インテリジェンス
環境
全地球・自然・国土・社会・都市・街・建物・住居・職場
つくる
建設・研究・開発・創造・計画・社会貢献