火災安全設計技術
概要
建築物は、火災に対して安全でなければなりません。
そのため火災安全設計では以下項目などに関して検討します。
- 出火しない
- 安全に逃げられる
- 建物が崩壊しない
- 消防活動ができる
- 延焼しない
特徴
設計に際し、ノウハウを有した専門技術者による火災安全計画への早期の取り組みにより、以下のような大きな効果が期待できます。
- 建築基準法に係わる性能設計
国土交通大臣認定を受ければ、独自の技術で性能設計を行い、法律で規定されていない新技術の適用、経済的・合理的な設計が可能となります。具体的には、物販店舗における階段半減、排煙設備低減などが挙げられます。 - 消防法に係わる性能設計
一部の消防設備に関して、総務大臣認定に基づく性能設計が可能となりました。当社は業界に先駆けて消防法改正に対応しており、ノースポート・モールやイオンモールむさし村山ミューにおいて消防活動支援用加圧防煙システムの設計ならびに開発を行い、これらの建物に適用して消防庁長官表彰を受賞しています。 - 避難安全検証法の活用
告示に示された避難安全検証法を適用すれば、安全性を確保した上で、排煙設備の仕様を低減したり階段の数を削減したりすることが可能となり、経済的・合理的な設計ができます。 - 加圧防排煙システムの告示
建築基準法及び消防法で加圧防排煙システムに関する告示が施行されましたが、広島市内の商業施設において、いち早く採用し、排煙設備の合理化を図ることができました。
この技術の施工事例
その他
実績
建物延床面積200万m2超え
ショッピングセンター,物流センターを中心に多数の物件に適用
受賞
消防庁 優良消防用設備等表彰 (2007)