高強度コンクリート

概要
近年の建築物の高層化・大型化に伴い、増加する自重を充分に支えることができるよう、躯体コンクリートの高強度化が求められています。そこで、高層・大型建築物用のコンクリートとして開発したものが、高強度コンクリートです。
高強度コンクリートとは、特殊なセメント・骨材・混和剤を用いて造られる、高い圧縮強度を持ったコンクリートです。通常、高強度コンクリートは設計用基準強度(Fc)36N/mm2を超えるものを指します。特に、60N/mm2を超えるコンクリートを超高強度コンクリートと呼んでいます。近年では、建設可能なコンクリートの強度は増加傾向にあり、100N/mm2を超えるような超高強度コンクリートもあります。
当社では、高強度コンクリートについて国土交通大臣認定やプレハブ建築協会のH認定を取得済みで、高層・大型建築物に適用することができます。国土交通大臣認定では130N/mm2まで、一般社団法人プレハブ建築協会では、120N/mm2までの認定を取得しております。
特徴
- 高強度コンクリートを使用することで、大型および高層建物の建設が可能となります
- 耐震性の良い建物を提供することができます
- 柱を高強度化することで、断面を小さくすることやスパン長を拡大することができるため、快適・豊かな空間確保が可能です
- 国土交通大臣認定や一般社団法人プレハブ建築協会のH認定を取得しており、確かな品質のコンクリートをお客さまに提供いたします
- PCa部材との併用により、工期短縮が可能です
