コンクリートに放射能を蓄積させない画期的な技術
低放射化コンクリート
概要
加速器を用いた治療技術や放射性医薬品製造技術の普及に対応するため、これらの施設での放射線シールドに利用できる低放射化コンクリート工法を実用化しています。放射線に対する高い遮蔽性を有するとともに、普通コンクリートと比べて1/10~1/10,000の放射化度のコンクリートです。そのため、放射線に曝される施設の利用後の解体時にコンクリート系の放射性廃棄物をゼロにできます。
特徴
- 放射線シールドに利用できる低放射化コンクリート工法です
- 普通コンクリートと比べて1/10~1/10000の放射化度です
- コンクリート系の放射性廃棄物をゼロにできます
この技術の施工事例
その他
実績
PET施設・医療用加速器施設への適用
- NMP社(2004)、中電病院(2005)、日立製作所(2005)、JA長野PET画像診断センター(2006)
- 六栄丸(1995)、開栄丸(2005)
- J-PARC MLF BL14(2008)、J-PARC MLF BL7、8(2010)、日本原子力研究所高崎研究所(1993)、日本原子力研究所NUCEF反射体(2000)、J-PARK 主リング(2002)