工場で製造したプレキャスト部材で大幅な工期短縮と品質の安定を実現
プレキャストコンクリート工法(土木)
概要
プレキャストコンクリート工法は、あらかじめ工場または製作ヤードで取り扱いが容易な大きさ、重さに分割して製作したプレキャストコンクリート型枠部材を現地に搬入し、設置する工法です。本工法は、特別な機械・技術を必要とせず、工期的な問題や省力化また安全性に対して有利な工法です。
特徴
- 工期の短縮
現場での型枠・支保工などの組み立て作業が少なくなり、プレキャスト部材を現場で据え付け設置するため工期が短縮されます。 - 作業の安全性
現場での鉄筋組み立て作業、型枠・支保工の設置解体作業が少なくなり、危険作業が減少します。 - 工事の省力化
鉄筋組み立て作業、型枠・支保工などの工種が少なくなり、技能工でなく普通作業員による施工が可能となり省力化が図れます。 - 品質の安定化
工場製作のため品質の安定が図れ、耐久性、美観および施工の信頼性が向上します。