同時穿孔により、施工サイクルの短縮と安全性向上を実現
ロックボルタを搭載した多機能機械
トンネル工事における切羽作業のロックボルト打設工と次工程の装薬用穿孔工の同時施工を可能としたシステム

概要
本機械は、ブームが3本あるドリルジャンボの中央ブームにロックボルタを搭載することにより、トンネル支保部材であるロックボルトを遠隔打設しながら、左右のブームで火薬を詰めるための装薬孔の穿孔(せんこう)が可能となる、国内初の多機能機械です。
本技術は古河ロックドリル株式会社との共同開発です。
特徴
- ロックボルタの収納マガジン(ターレット)にロックボルトを最大8本装填し、遠隔でロックボルト打設を可能とする多機能機械
- 穿孔、モルタル充填、ロックボルト挿入の一連動作を作業者が切羽近傍に入ることなく施工が可能になり、安全性が向上
- 3ブームドリルジャンボの左右のブームを使用し、次工程の発破孔の同時削孔が可能になり、生産性が向上

施工状況 左右:穿孔ブーム, 中央:ロックボルタ