株式会社フジタは、令和7年9月1日(月)に広島市佐伯区の西風新都消防訓練場で実施される「令和7年度広島市総合防災訓練」に参加いたします。
本訓練は、五日市・岩国断層帯を震源域とする大規模地震の発生を想定し、倒壊建物からの救助、土砂災害への対応、孤立地域の救援など、多岐にわたる活動を複数機関が連携して実施するものです。広島市消防局をはじめ、警察、自衛隊、医療機関、行政機関などが参加し、発災直後の初動対応から救助・救護、道路啓開に至るまで、総合的な防災体制の確認・強化を目的としています。
フジタは協定締結事業者として、重機遠隔操縦ユニット「ロボQS」を活用した道路啓開作業に従事します。倒壊建物や埋没車両からの救出活動後に、救助隊が円滑に活動を継続できるよう道路を確保することは、建設会社ならではの重要な役割です。当社はこれまでも、災害復旧工事や防災技術の研究開発に取り組んできており、本訓練を通じてその知見を活かし、実践的な対応力を高めてまいります。
自然災害の激甚化・頻発化が社会課題となるなか、企業として地域社会と協働し、防災・減災に貢献する姿勢がますます求められています。当社は今後も「人と社会を守る建設会社」として、技術と経験を活かし、安心・安全なまちづくりに寄与してまいります。
今年1月、広島市と「災害時における応急対応物資等の提供に関する協定」を締結。
(左:井出達也フジタ代表取締役専務執行役員広島本店長、右:松井一實広島市長)