公正取引委員会からの排除措置命令について

 当社は、農林水産省東北農政局が発注する土木一式工事の入札に関して、本日、公正取引委員会より、下記の通り独占禁止法に基づく排除措置命令を受けましたのでお知らせいたします。

 お客さまをはじめ、関係者の皆さまには、多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

 当社といたしましては、この度の命令を厳粛かつ真摯に受け止め、関係する役職員の処分を厳正に行うとともに、コンプライアンス体制の強化と再発防止策の徹底を図り、早期の信頼回復に努めてまいります。

排除措置命令の概要

 農林水産省東北農政局が発注する土木一式工事の入札に関して、競争者に対する取引妨害(独占禁止法第19条、
不公正な取引方法第14項)に該当する行為があったとして、違反行為を取りやめていることを確認し、今後同様
の行為が行われないよう必要な措置を講じることなどを命じられました。


再発防止に向けた取り組み

・2017年4月4日の公正取引委員会の立ち入り検査後、同月中に営業担当役職員を中心としたコンプライアンス研修
 を実施し、独占禁止法の遵守について改めて周知徹底しました。また、本社役員が全店を巡回し、全国の管理職を
 対象としたコンプライアンスセミナーを開催しました。その他、各種社員研修やミーティングでも本件について取
 り上げ、コンプライアンスを徹底する意識を職員に周知してまいりました。これらの研修などによる周知徹底は今年
 度以降も継続して行い、再発防止に徹底して取り組んでまいります。

・本件排除措置命令を受け、より一層のコンプライアンス体制の強化、「独占禁止法遵守マニュアル」、「禁止事項
 のガイドライン」など独占禁止法遵守についての行動指針の改定・作成をはじめとし、徹底した再発防止策を構築
 してまいります。