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植物を用いた金属汚染土壌の浄化(ファイトレメディエーション)
- 課題:
- 資産の有効活用を図りたい
- 施設用途:
- 農業土木
- 技術:
- 環境技術、土壌浄化
技術概要
ファイトレメディエーションは、植物を用いて環境汚染を低減・除去する技術であり、低コストと低環境負荷がキーワードです。
土壌は、揮発性有機化合物(VOCs)と重金属によって汚染される場合があります。VOCsは、揮発性で分解できるために様々な浄化技術が開発されていますが、重金属は分解できない物質であるため、一般的な浄化手段として掘削除去、土壌洗浄、不溶化処理等が実施されています。これらの方法は、コストが高く、エネルギー消費量が大きくなります。
フジタは、従来手法に加えて、植物を用いた原位置浄化技術を用いることにより、低コスト・低環境負荷で土壌の重金属汚染を低減・除去します。現在、ヒ素とカドミウムに対して、これらを高濃度で吸収・蓄積可能な植物を用意しています。
特徴
① 植物を利用するため、太陽が浄化のエネルギー源であり環境負荷が軽減されます。
② 特定の重金属を高濃度で吸収・蓄積できる特殊な植物(超集積植物)を用いた浄化手法です。
③ これらの植物は吸収した重金属の80%以上を茎葉に蓄積するため、地上部の刈り取りによって効率的に汚染を
取り除くことができます。
④ 重金属溶出量(環境基準)の低減に有効です。
⑤ 稼働中の工場敷地内、農用地を対象とした実績があります。
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