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FUJITA DaiwaHouse Group

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フジタが開発した「土壌を用いた大気浄化システムEAP(Earth Air Purifier)」が初めて海外で導入されました。

株式会社フジタでは、1992年より土壌が有する大気汚染物質除去能力に着目し、様々な物質に対する調査を行ってまいりました。その結果、土壌は窒素酸化物(NOx)、浮遊粒子状物質(SPM)、一酸化炭素(CO)、その他ベンゼン・トルエンなど数々の大気汚染物質に対し高い浄化能力があることが明らかになり、翌93年にはこの研究結果をもとに、「土壌を用いた大気浄化システムEAP」が開発されました。EAPは交通量の激しい交差点付近の汚れた大気、自動車トンネルの換気塔排気、トンネル坑口排気、地下駐車場排気など多様な適用先に設置されるようになり、現在までの国内施工実績は18件、プラント数は32基に及びます。株式会社フジタと子会社である㈱高環境エンジニアリングは、このEAP技術を自動車排ガスが大きな環境問題となっている海外の大都市に導入されるよう努めているところです。


EAPkorea01.jpg
EAP概略図


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大阪府生駒山山上付近
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兵庫県西宮市


フジタは、2003年に韓国NOXKOREA社(本社:忠清北道忠州市、社長:姜永鉉氏)へ韓国内におけるEAPの設計・施工・管理に関する技術移転を行いました。
近年、韓国ではソウル近郊で大規模な住宅建設とこれに伴う道路建設が着々と進行しており、自動車排ガスによる大気汚染と周辺住民の健康被害が懸念されております。
一方、韓国国内の自動車販売台数は2010年で163万台(韓国聯合ニュース2010年10月7日)を突破する勢いですが、日本のようなHV車やEV車などはまだまだ普及していない状況です。

2011年5月、NOXKOREA社は韓国ソウル市の東北約20kmに位置する坪内洞(Pyeongnae-dongピョンネ-ドン)の自動車専用トンネル(ビークボントンネルBeak Bong tunnel 約1.5km)に韓国初のEAPを設置しました。坪内洞は、建設中の高速道路スソク-ホピョン線(Suseok-Hopyyoung)沿線の新興都市で現在数多くの高層アパートが林立している場所です。EAPはこのトンネルの両坑口に計画され、トンネルからの排気ガスを浄化する目的で設置されました。なお、EAP施設はナンミャンギュ都市高速道路会社(Namyangju Urban Expressway Co Ltd)から発注されました。


EAPkorea04.jpg トンネル坑口付近のEAP本体側面
手前が機械室、奥が土壌浄化部(地下)
EAPkorea05.jpg 全体を俯瞰
EAPは高速道路の中央分離帯に設置している。


PyeongnaeEAPのスペックは以下の通りです。

EAPkorea06.jpg



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