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VEの歴史とフジタのVE導入の歴史

VEの誕生

VEの誕生 VEは,1947年にアメリカ・ゼネラル・エレクトリック(GE)社のマイルズ氏によって,当初VA(Value Analysis)として創始された。本社購買部門の購買部コストダウン担当として,技法の本格的開発を始め,VAの理論の機能分析と創造思考を中心とする基本骨格を構築し,1950年までの2年間で経営管理技法として完成させている。その後、GE社の大口顧客である国防省米海軍艦船局は,1952年から2年間GE社に対する調査を行い,1954年この技法の導入を決定し,その際VAを改めVEとした。1962年には,国防省調達規定中に政府内だけで提案され実施されるVEP(VE Proposal)に加えて,契約業者が出す公式の提案で政府の承認を必要とするVECP(VE Change Proposal)がとり上げられ,1963年には国防省・VEハンドブック(H-111)が発行されるなど、普及に拍車が掛かった。

日本でのVE導入

 日本生産性本部は,1955年アメリカヘコストコントロール視察団を派遣し,視察団は,帰国後1957年に「経営管理と原価管理」を発表した。その中でアメリカの企業内におけるVA(Value Analyst)の存在について紹介している。しかし,当時の企業は、原価低減よりもどちらかといえば生産拡大を重要視していたたため,VEはすぐに導入されるに至らず,本格導入には1960年代を待つことになった。1960年には,資材管理の権威者S.F.ハインリッツが招待され,各地でセミナーを開催するに及び,わが国各社の資材購買部門からVAが導入され始めた。
 産能大学(当時産業能率短大)は,1959年に独自にアメリカからVAを持ち帰り,1960年には第1回VA公開コース(3日間)を開催し,VEの普及活動を開始した。その後,1965年にアメリカVE協会SAVE(The Society of American Value Engineers)支部として(社)日本VE協会SJVE(The Society of Japanese Value Engineering)を発足させ,1968年には第1回VE全国大全を開催し,今日に至っている。

フジタのVE

 フジタは企業戦略の一環として1968年に「VEによる効率化」を唱えてVEの導入を表明した。馬場勇は,翌1969年にVE全国大会で「建設業界へのVE導入とその問題点~藤田組のケース~」を発表した。VEを導入した理由を述べ,建設業では企業の近代化,体質改善が各社の努力にもかかわらず他産業に比べて遅れている。管理技法の導入も、VEの導入もほとんど例をみないとし,建設VEの分類を構築物,生産設備,工事管理および一般管理に分けて,建設はVEの対象が多くVEの宝庫であると述べた。
 その後、「3時間VE」・「工事ソフトVE」・「VE計画会議」などの建設VE推進のための手法の開発と組織化的なVE実践活動を行ってきた。また、(社)日本VE協会の活動への積極的な参加や、「建設VEの実践的活用術」(彰国社)その他のVE関係の書籍等の出版を行うなど、建設業VE実践の最先端を走ってきた。

フジタにおけるVEの歴史

関連リンク

マイルズ賞の受賞

 フジタのVE技術は専門家からも高く評価され、マイルズ賞(優秀なVE活動で顕著な成果を上げている企業に日本VE協会から与えられる賞)を多数受賞しています。

マイルズ賞
1983年
事業部門賞 :東京、関東、大阪支店
1984年
事業部門賞 :広島、九州支店
1985年
事業部門賞 :名古屋支店
1986年
事業部門賞 :横浜支店
1990年
企業本賞  :全社
1991年
事業部門本賞:東京支店
事業部門賞 :東北支店
1992年
事業部門本賞:大阪支店
事業部門賞 :札幌支店
1991年
事業部門本賞:関東支店

ローレンス・D.マイルズ氏の略歴

フジタで講演中のマイルズ氏:『VEは競争状況下で役立つ』(1972年)
フジタで講演中のマイルズ氏:
『VEは競争状況下で役立つ』(1972年)
1904年
アメリカ,ネブラスカ州ハーバードで生まれる
1929年
ネブラスカ・ウェズリアン大学教育学科(教授法)卒業
1931年
ネブラスカ大学電気工学科卒業,同年ゼネラル・エレクトリック社に入社
1947年
VA/VEプログラム開発
1959年
アメリカVE協会初代会長
1972年
1978年
1983年
3回にわたって来日し、VE全国大会で講演ほか,多くの企業で講演
1985年
81歳でメリーランドイーストンで逝去。
同年日本国より勲三等瑞宝章が贈られた。
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