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フジタが水環境改善技術で参加している、テレビ朝日の番組「素敵な宇宙船地球号」が立ち上げた「旧芝川再生プロジェクト」に、東アジア各国のマスメディアが注目し、12月19日に埼玉県の案内で10名が現地を視察しました。
埼玉県を流れる芝川は、下流部の度重なる洪水被害に対する治水事業により新芝川と旧芝川に分岐され、旧芝川は上流と下流で水門が閉じられた閉鎖河川となりました。流れがほとんどなくなった旧芝川には、下水道が未整備の家庭から排出される生活排水などが流れ込み、「ドブ川」と化して住民も近寄らない存在となっていました。
テレビ朝日では、フジタをはじめとする企業や学校などが保有している技術を動員してプロジェクトを立ち上げ、この悪化した水環境を環境番組「素敵な宇宙船地球号」が改善していこうという企画を、2005年に立てました。その活動は次第に地域住民や行政を巻き込み、現在では三位一体となった活動で、以前とはすっかり違った、地域住民に親しまれる川へと改善されてきています。
この番組には国内でも大きな反響があり、多くの見学者が訪れていますが、工業化に伴う水質汚染の問題が顕在化している東アジア各国のマスメディアもこの活動に大きな関心を持ち、埼玉県の案内により今回の視察が実現しました。
自治会集会所に集まった参加者に対し、埼玉県から旧芝川の現在までの変遷の説明があり、ついでテレビ朝日の番組プロデューサーより第4回放送(11月11日)のダイジェスト版を見ながらプロジェクトの始まりから現在に至る活動を紹介し、番組が果たした役割などを説明しました。また、地元自治会からもこのプロジェクトへの思いや、地域住民が一体になって活動することの重要性などが報告されました。
参加者からは、「この地域には何世帯が生活しているのか」「プロジェクトや行政はどのくらいのコストをかけたか」「活字メディアでもこのようなプロジェクトを行えると思うか」「このような水環境対策はアジア各国でも可能か」など多くの質問があり、関心の深さがうかがわれました。
ついでプロジェクトを展開している現地を視察しました。地元自治会からは洗浄剤(えひめ-AI)の作り方や、当社の研究員はヘドロの改良技術や植物による水質浄化の説明をしたほか、炭素繊維での水質浄化の説明や、埼玉県による浄化施設の説明が行われ、視察を終えました。
当社は、複合型植生浮島浄化法(フェスタ工法)や、土質改良材(FTマッドキラー)でヘドロを改良して埋め立てた植生基盤にヨシやガマなどの植物を植える水質浄化法(浚渫土を利用したヨシ群落再生工法)の環境技術でこのプロジェクトに加わっており、参加者にも大いに関心をもたれました。
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