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自然エネルギーを併用して農業の省力化を支援~2005年とよたモノづくり大賞 グランプリ受賞~

 株式会社フジタが、日本無線株式会社、東京工芸大学、埼玉大学と共同開発した「自然エネルギーを併用した農業省力化システム」が、とよたモノづくり大賞のグランプリを受賞し、8月20日(豊田市の日)に、愛知万博(愛・地球博)の愛知県館(おまつり広場)において表彰式が開催されました。

 とよたモノづくり大賞(主催:とよたモノづくりプロジェクト実行委員会、2005年愛知万博豊田地区推進協議会、豊田市)は、「少子高齢化社会への贈りもの」をテーマに、新たなモノづくり文化の創造と情報発信を目指して新たに創設されたものです。
 本賞の選考は、豊田市内の一般市民の方々によるWeb審査、市民代表審査員および外部専門家の審査により行われました。応募総数157件の中から本システムは、世界共通の問題である農業の省力化技術に取り組んだことが評価され、グランプリを受賞しました。

 本システムは、当社と埼玉大学、東京工芸大学が共同開発した「マイクロ風車」、市販の太陽電池と、日本無線社製の自立電源コントローラーから構成されています。マイクロ風車は、その制風効果が農作物やビニールハウスを強風から守ります。また、マイクロ風車や太陽電池で得られた電力を用いて、自立電源コントローラーがビニールハウス内の照明や二酸化炭素濃度など、各種環境を自動制御して省力化に貢献し、農業に従事する方々の余剰時間を創出します。
 これまでにも、商業電源を用いたビニールハウス内の環境制御技術は一般化されていますが、本システムの自立電源コントローラーは、自然エネルギーを用いた発電装置の充放電回路が付加されており、バッテリー接続あるいは環境にやさしいバッテリーレス機能(バックアップ電源は商業電源)も選択できます。

 本システムは農業の担い手の高齢化対策、農業教育を通じた担い手の確保、若者の新規就農の誘導など、地域の雇用対策と活性化に貢献できる技術です。本年10月からは、青森県立柏木農業高等学校のビニールハウスで行うイチゴの水耕栽培の実証試験をとおして、本システムの実用化を進めていきます。
 今後当社は、小規模から大規模のビニールハウス建設等に本システムを提案し、顧客のアグリ事業を支援していきます。

 

マイクロ風車:直径50cmのプロペラで風の勢いを弱め(制風効果)、そのエネルギーを電気エネルギーに変換するシステム。2000年度のミレニアムプロジェクトに採択されて研究開発を実施

「自然エネルギーを併用した農業省力化システム」実証実験の様子

 

 

「自然エネルギーを併用した農業省力化システム」構成例

 

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

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