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~ 光触媒による建物外壁汚れ防止技術 ~「フォトプロテクト工法」をコンクリート打放し面へ展開

  株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:原田敬三)は、建物外壁汚れ防止技術「フォトプロテクト工法」の適用対象を拡大して、打放しコンクリートや天然石などの材質にも著しい防汚効果を発揮する、新工法を開発・実用化しました。

 当社は、吹き付けタイルや磁器タイル、窓ガラスなどを適用対象として、光触媒(二酸化チタン:TiO)によるセルフクリーニング効果を生かした建物外壁汚れ防止技術「フォトプロテクト工法」を本年6月より全国的に営業展開しています※1。これまでに事務所ビルなどのリニューアル工事十数件、延面積約10,000m2に施工してきました。
 一方、打放しコンクリート仕上げの建物外壁や塀については、特に北面や湿気の多い部分などで発生するカビや藻による著しい汚れに対する効果的な対策法がなかったため、新たな汚れ防止技術の開発・実用化に取り組んできました。

 新工法は、多孔質で吸水性のある面に、石原産業株式会社が製造するアンダーコート剤を塗布して下地処理を適切に行った上に、光触媒を含むトップコートを塗布してセルフクリーニング効果を発揮させるもので、当社技術センターでの各種試験、ならびに既存施設の打放しコンクリート面や石材(砂岩など)への試験施工を行い、顕著な汚れ防止効果を発揮することが確認できました。発注者、設計事務所等からも高い評価を得ており、意匠性を重視する打放しコンクリート等のコンクリート素地面や天然石なども適用対象に加えて事業の強化を図ることとしました。
 今後は、本工法を建築物だけでなく、都市部における鉄道や道路の高架橋などの土木構造物の防汚対策へも提案していく予定です。

 なお、本工法について、光機能材料研究会※2が主催する第10回光触媒シンポジウム(12月10日、東京大学 安田講堂・山上会館にて開催)にて発表する予定です。

《本工法の特徴》

 ・ コンクリートなどの表面に発生するカビや藻の発生を抑え、美観を保ちます。
 ・ クリアーコートで、基材の風合いを損ないません。
 ・ 表面を安定な化合物の薄膜で覆うため、コンクリートの中性化を低減する効果もあります。
 ・ 水の吸収を抑えるため、降雨時のまだらな変色が生じません。
 ・ 汚れ除去のための清掃費が削減でき、ライフサイクルコストを低減します。
 

 

※1 本工法の協力提携会社である光触媒メーカーの石原産業株式会社(本店:大阪市西区、社長:田村藤夫)と、光触媒応用製品で広範囲な特許をもつ東陶機器株式会社(TOTO)の子会社である東陶フロンティアリサーチ株式会社(本社:神奈川県茅ケ崎市、社長:肥後隆)との間の、セルフクリーニング関連特許の実施許諾契約に基づき、石原産業の指定施工企業である当社が「フォトプロテクト工法」を全国で実施しています。
※2 事務局:東京大学先端科学技術研究センター橋本和仁研究室
 


施工後約1年半後の状況(はつり仕上げ面)

 


高圧洗浄の後、
①:未施工、②~⑤:塗布条件を変えての施工部分

下地処理および光触媒塗布条件による防汚確認試験状況
(当社技術センターのドライエリアのコンクリート床面にて、施工後4カ月)

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

本ページに記載している内容は発表日現在のものです。
現時点で変更になっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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