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~ シックハウス対策への取り組みを強化 ~

   株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長 原田敬三)は、換気の行いにくい部屋や大空間で、より機動的かつ効率的に室内汚染化学物質や生活臭気を低減する空気清浄機「ディクリスエアクリーン」2種類を開発し、関連会社から販売を開始しました。

 建物の高気密化や化学物質を放散する建材・内装材・家具等の使用に伴う室内空気汚染により、居住者に様々な体調不良が生じる「シックハウス症候群」が問題になっています。ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなど数種類の揮発性有機化合物(VOC)が主な原因物質といわれており、これらへの行政の対応※1として、国土交通省でもシックハウス対策に係る建築基準法の改正を行い、7月1日に施行しました。
 当社ではシックハウス対策に向けた研究開発にいち早く着手し、VOCに関する低減化工法、吸着材料、内装材選定システムなどの開発や、室内濃度測定の体制確立などを行い、建設の各段階や引渡し後のお客様の要望などに対応できる「ディクリスシステム」※2を構築・適用して、効果をあげてきました。

 このたび開発した「ディクリスエアクリーン」は、室内の空気を循環させて汚染化学物質をフィルターで吸着する空気清浄機で、「ディクリスシステム」を構成する製品に位置付けています。「レギュラータイプ」と「静音タイプ」の2種類があり、「レギュラータイプ」は強力にVOCを吸着するコンパクトで大吸着面積を持つフィルターにより、シックハウスの原因となるVOCを短期間で低減するだけでなく、アンモニアなどの生ごみ臭やペット臭なども強力に脱臭します。「静音タイプ」はモーター音の発生を抑えており、授業中・会議中の部屋等でも騒音を気にすることなく使用できます。
 これまでに、学校や住宅の入居後に設置した家具やワックス等に起因するシックハウス対策や、老人介護施設のゴミ置き場等の臭気対策として使用されており、「短期間で臭気がなくなった」などの好評を得ています。

 今後は、需要の拡大が見込まれる学校施設、マンション、病院、老人ホーム、複合施設などを中心に、目的に応じた「ディクリスシステム」の製品や技術を積極的に提案し、快適で安全な居住空間の提供に努めていきます。
 また、当社では現在、全社横断的な体制で、設計・施工各段階でのシックハウス対策への取り組みを強化しており、より良い空気環境づくりを継続的に推進していきます。

 なお、「ディクリスエアクリーン」の販売は株式会社高環境エンジニアリングと藤田商事株式会社が行います。販売価格は「レギュラータイプ」が本体176,000円、フィルター79,200円/2個、「静音タイプ」が本体116,000円、フィルター52,400円/2個(いずれも消費税抜き)です。また、リースの要望にもお応えしていく予定です。

 

■ ディクリスエアクリーンの仕様
 《レギュラータイプ》
外形:W435mm×D435mm×H500mm ・重量:7.0kg ・風量:8m3/分
稼動時の騒音:69デシベル ・使用電力:35/40W(周波数50/60ヘルツ)定格電圧100V
 《静音タイプ》
外形:W330mm×D380mm×H400mm ・重量:3.7kg ・風量:3m3/分
稼動時の騒音:39デシベル ・使用電力:9/10W(周波数50/60ヘルツ)定格電圧100V
■ 販売
《株式会社高環境エンジニアリング》
  本社:東京都渋谷区、社長:渋谷勝太郎
  担当者:エンジニアリング事業部 田中
  TEL:03-5269-1096
《藤田商事株式会社》
  本社:東京都千代田区、社長:竹村好弘
  担当者:東京支店 設備部 荒木
  TEL:03-5297-0153
※1 シックハウスに対する行政の主な対応
厚生労働省:1997年に国内ではじめて「ホルムアルデヒド」のガイドライン値を設定。現在「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」中間報告書(2002年1月22日)で13種類のVOCの室内濃度指針値を設定。
文部科学省:「学校環境衛生の基準」に新築・改築後のVOC濃度測定(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン)を加え、2002年4月1日から適用。
経済産業省および農林水産省:日本工業規格JIS、日本農林規格JASの建築材料について、従前のホルムアルデヒド放散量の上位の基準値を制定し、それぞれ2003年3月に施行。
国土交通省:
「建築基準法」において、クロルピリホス(有機リン系のしろあり駆除剤)を添加した建材の使用禁止、ホルムアルデヒドに関する使用制限、原則として全ての建築物に機械換気設備の設置義務、等とする改正を行い、7月1日に施行。数年後には対象物質の種類も増やすことを明言している。
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(1999年4月施行)における「住宅性能表示制度」の「空気環境」の項目において、建築基準法、建材のJIS、JASの改訂を受けて、測定対象物質を6物質に増加し、7月1日に施行。
※2 「ディクリスシステム」を構成する製品、技術
 《使用材料の選定》
ディクリスチョイス…設計や施工時にVOCの発生量が少ない建材を選択するシステム。
 《低減化材料・建材・機器》
ディクリスシート…VOCを短期間で吸着するシート。建具、室内等に設置して室内濃度の低減を行う商品。プリント柄でインテリア性に優れ、丈夫で、焼却時のダイオキシン等の発生もない。
スーパーディクリスシートA…VOCの吸着量は備長炭シートの1万倍以上、吸着速度もアップした商品。低濃度での吸着性にも優れる。
ディクリスウォール…ホルムアルデヒドやVOCを吸着分解する塗り壁材。
ディクリスエアクリーン…VOCを短期間で低減する可搬型の空気清浄機。レギュラーと静音の2タイプ。「ディクリス工法」と併用して、短時間で効率のよいVOC低減化が可能。
 《低減化施工法》
ディクリス工法…ベイクアウト法を応用したホルムアルデヒドやVOCの低減化工法。
 《VOCの測定》
ディクリスサーチ…ホルムアルデヒドやVOCの厚生労働省指針値案13物質の測定、各建材から発生するVOCなどの放散量を現地測定、等の実施体制を確立。
 「ディクリスエアクリーン」 静音タイプ

 「ディクリスエアクリーン」 レギュラータイプの使用例

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

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