高環境づくりフジタ

インフォメーション

フジタホーム > インフォメーション > ニュース > VOCなどの吸着性能が大幅アップ、シックスクールにも効果大シックハウス対策シート「スーパーディクリスシートA」を開発

VOCなどの吸着性能が大幅アップ、シックスクールにも効果大
シックハウス対策シート「スーパーディクリスシートA」を開発

   株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:原田敬三)は、ユニチカ株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:平井雅英)と共同で、近年問題となっている学校でのシックスクールや住宅でのシックハウスの原因となるVOCなどの吸着性能を大幅に高め(当社比)、強力脱臭する「スーパーディクリスシートA」※1を開発・実用化しました。(特許出願中)

  新築やリフォーム直後の学校や住宅で問題となっている「シックスクール、シックハウス症候群」の原因は建材や建具などから発生するホルムアルデヒド※2やトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン等※3の揮発性有機化合物(VOC)とされています。
  こうしたことから厚生労働省では、ホルムアルデヒドをはじめとした13種類のVOCについて室内濃度指針値※4を設けており、これに基づいた規制値を設ける自治体や住宅ディベロッパーの数も増加してきています。
  また、文部科学省は新築や改築後の学校における、生徒や教職員の「シックスクール」を防止するための対策を強化し、教室等の空気の検査事項として、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンの濃度測定を「学校環境衛生の基準」※5に新たに加えて2002年4月1日から適用しました。

  当社は既に、建材の選定から施工、測定まで総合的にホルムアルデヒドやVOCの対策を行う「ディクリスシステム」※6を構築しています。その要素技術として、VOCなどを短期間で低減する「ディクリスシート」※7を商品化し、マンションやオフィスビル等で採用されてきました。今回開発した「スーパーディクリスシートA」は薬剤を添着した活性炭繊維シートがVOCなどを吸着するもので、一例としてトルエンに対する吸着性能を「ディクリスシート」と比較すると、吸着量は4倍以上に、さらに吸着速度もアップしています。

 

《「スーパーディクリスシートA」の特長》
世界最高水準の吸着能力ホルムアルデヒドやVOCに対して一般的な備長炭シートの約一万倍以上の吸着量を実現しました。また、指針値以下の非常に低濃度のVOCなどにも優れた吸着除去性能を発揮します。
即効性…吸着速度も非常に早く、マンションの部屋で使用した場合、設置1時間前後から効果が現れます。
簡易性…家庭用のはさみで簡単に切断でき、クローゼットや家具等の閉鎖された空間でも、敷きこむだけで効果が得られます。
安全性…使用後は可燃ごみとして処理できます。
脱臭効果…生ごみ臭やペット臭なども強力脱臭します。

   当社では、マンション等の住宅において「スーパーディクリスシートA」の試験施工を実施しており、いずれも室内のホルムアルデヒドやVOCの濃度を厚生労働省指針値以下に低減しています。顧客アンケートでは「棚を開けたときにいやな臭いがしない」、「下駄箱のいやな臭いがしなくなった」等の好評を得ています。
  今後は、需要の拡大が見込まれる学校施設、マンション、病院、老人ホーム、複合施設などを中心に、快適で安全な居住空間を提供するため、「スーパーディクリスシートA」を積極的に提案してまいります。

 

※1 「スーパーディクリスシートA」:英語「DECREASE-低減」を語源とした、㈱フジタの商品名。
※2 ホルムアルデヒド:厚生労働省指針値 100μg/m3(0.08ppm)(1997年6月 設定)
合板やフローリング材に多く含まれる。目や喉に刺激がある。
※3 トルエン:厚生労働省指針値 260μg/m3(0.07ppm)(2000年6月 設定)
接着材や塗料に多く含まれる。刺激臭がありのどや目を刺激し咳が出る。
キシレン:厚生労働省指針値 870μg/m30.20ppm)(2000年6月 設定)
接着材や塗料に多く含まれる。刺激臭がありのどや目を刺激し咳が出る。
パラジクロロベンゼン:厚生労働省指針値 240μg/m30.04ppm)(2000年6月 設定)
防虫剤に多く含まれる。皮膚への刺激がある。
※4 厚生労働省指針値:「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」中間報告書(2002122日)
※5 「学校環境衛生の基準」:学校環境を衛生的に維持するためのガイドラインとして19926月に体育局長裁定。
※6 「ディクリスシステム」:以下で構成される。
「ディクリスチョイス」…ホルムアルデヒドやVOCの発生量が少ない建材を選択するシステム。
「ディクリス工法」…ベイクアウト手法を用いたホルムアルデヒドやVOCの低減化工法。
「ディクリスシート」…※7参照。
「ディクリスウォール」…ホルムアルデヒドやVOCを吸着分解する塗り壁材。
「ディクリスサーチ」…ホルムアルデヒドやVOCの厚生労働省指針値案13物質を測定。また、各建材から発生するVOCなどの放散量を現地測定。
※7 「ディクリスシート」:ホルムアルデヒドやVOCを短期間で吸着するシート。強度が高く、焼却してもダイオキシン等を発生しない。建具、室内等に設置して室内濃度の低減を行う。
なお、ユニチカ株式会社においても本日午後、本件に関わる新聞発表を、大阪市の綿業会館記者クラブにて行います。

 

「スーパーディクリスシートA」施工例(床の養生)

「スーパーディクリスシートA」施工例(家具への設置)

「スーパーディクリスシートA」施工例(押入への設置)

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

本ページに記載している内容は発表日現在のものです。
現時点で変更になっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。

戻る

  • ニュース
  • お知らせ
  • 財務情報
  • 築育
  • フジタの技術センター
  • 都市再生
  • 環境への取り組み
  • フジタのVE
  • エグゼグティブコンサルタント

CREマネジメント(企業不動産)

ズームアップ ものづくりの現場を伝える

フジタの100年

用語集

copyright 1997-2009 Fujita corporation. All rights reserved.