高環境づくりフジタ

インフォメーション

フジタホーム > インフォメーション > ニュース > 大深度・長距離泥水式シールド工事を国内最高水圧下で施工

大深度・長距離泥水式シールド工事を
国内最高水圧下で施工

   株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長 原田敬三)が現在施工中の「栄処理区東俣野幸浦線(第4工区)下水道整備工事(その2)」は、シールド工法では国内最高水圧で、かつ国内有数の大深度長距離シールド工事です。当社は難易度の高い本工事の施工にあたって多くの技術を適用して、順調に工事を進めています。

 本工事は、横浜市が目指す、災害時にも対応のできる下水道を構築する事業の一環として、戸塚区の西部下水処理場から金沢区の南部汚泥処理センターに至る総延長22kmのうち4km区間の下水管渠を、泥水式シールド工法で築造するものです。
 工事区間は標高が25~72mと起伏のある地形となっています。シールド掘進位置は標高-31m付近で、最大土被り103m、地下水圧0.88MPaの地層を通過しており、国内のシールド工事では過去最高水圧になります。

 地層変化を伴う高水圧下の泥水式シールド工法では、地山を安定させる泥水の性状管理が重要となります。この粘性や比重の管理には、発進立坑築造工事の連続地中壁工事に適用した「ファンネルラークを改良して引き続き導入し、大きな成果を挙げています。「ファンネルラーク」は、従来、手作業で行っていた試料採取・計測・記録・判定・器具の洗浄といった一連の計測作業を、自動的に無人で行なうもので、今回、循環タンクを改良することにより、沈殿槽がないため粒径の大きい砂分が混入しやすい泥水式シールド工法でも、効率良く連続計測することを可能としました。
 一次覆工として組み立てる各セグメント間の止水性能確保も重要な施工課題です。使用するセグメントの厚さは200mmで1重のシール構造しか取れません。そこで、シール溝断面積を156mmと大きく確保するとともに、水膨張性のクロロプレン系高水圧対応型シール材のシームレス額縁成形タイプを採用することにより、1.35MPaの止水性能を確認しました。また、セグメントの組立て品質を確認する目的で、シール材を考慮した継手締結試験・載荷試験を事前に実施しました。
 そのほか、シールドマシンの高水圧対策、高水圧下での急曲線施工の対策などに、多くの技術で対応しています。

ファンネルラーク:当社と富士変速機株式会社(本社:岐阜市中洲町18番地 社長:中村肇)の共同開発。ファンネル粘度の自動計測は世界初。特許・商標登録済み。
ファンネル粘度:API(米国石油協会)規格のファンネル(Funnel:漏斗の意)粘度計による掘削安定液・泥水の粘性。測定する安定液・泥水500mlをファンネル容器に入れ、すべてが流出し終わる時間で表す。(基準値:清水20±2 ℃で18.5±0.5 秒)

【栄処理区東俣野幸浦線(第4工区)下水道整備工事(その2)の概要】
  発 注 者:横浜市下水道局
  施  工:フジタ・東急・馬淵・松尾建設共同企業体
  工事場所:神奈川県横浜市栄区上郷町682-1番地~港南区港南台6丁目21番地先
  工  期:平成14年2月1日~平成15年2月14日
  工事概要:・本工区施工延長 L=4036m(泥水式シールド工)
       ・今回発注延長 L=1500m(仕上がり内径 φ2750mm)
       ・泥水処理設備1式 
       ・防音ハウス(38m×26m×H12m、7.6m×7.6m×H10.1m)
 

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

本ページに記載している内容は発表日現在のものです。
現時点で変更になっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。

戻る

  • ニュース
  • お知らせ
  • 財務情報
  • 築育
  • フジタの技術センター
  • 都市再生
  • 環境への取り組み
  • フジタのVE
  • エグゼグティブコンサルタント

CREマネジメント(企業不動産)

ズームアップ ものづくりの現場を伝える

フジタの100年

用語集

copyright 1997-2009 Fujita corporation. All rights reserved.