
フジタホーム > インフォメーション > ニュース > 杭基礎の耐震性向上と環境負荷低減を実現「FSR-Pile工法」でCO排出量を15%削減
発行日:2002年8月1日
株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区,社長:田村宏明)は,1999年より実用化したFSR-Pile工法(杭頭半剛接合法)について,多くの実績を重ねて,建設工事において大幅な環境負荷の低減を実現しました。本工法は,地震時に生じる場所打ちコンクリート杭の杭頭周辺の損傷を低減する新しい耐震技術で,日本建築センターから一般評定を取得しています。 従来の場所打ちコンクリート杭は耐震性を向上させるために,杭径を大きくし鉄筋量を増やす必要がありました。また,建物の基礎部分と剛接合させるために,基礎部分の断面を大きくする必要がありました。そのため,杭及び基礎躯体のコンクリート量と掘削・廃棄土量が増大し,環境に与える負荷も問題となっていました。 本工法は,杭頭部と基礎部分の間に断面を小さくした円盤状の接合部を設けることで少量の鉄筋で接合することを可能とし,さらに接合部を補強用鋼管で囲うことによって,粘り強い構造とした接合技術です。従来工法に比べて地震時に杭頭部に生じる力が小さく,またピン接合よりも大きな曲げ強さを持っています。今までに,高い耐震性が要求される免震マンション2棟を含め,4階建から21階建までの建物8件に適用しています。 今後はフジタRC中高層住宅設計施工指針の標準メニューに組込んで,積極的な提案営業を展開する予定です。
FSR-Pile工法の特長 1)環境負荷の低減 2)低コスト化を実現 3)日本建築センターの一般評定取得 なお一般評定において,追加実験と施工実績を反映してまとめた設計施工指針を作成することで,4階程度の低層建物から20階を超える高層建物まで,また高い耐震性が要求される免震マンション等の多様な建物に対しても,合理的に対応できるようになりました。 |
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