
フジタホーム > インフォメーション > ニュース > ~日本初の摩擦係数0.01を実現~超低摩擦滑り免震装置「(仮称)S・LAPUTA」を実用化
発行日:2000年6月26日
| 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:田村
宏明)は、低層・軽量建物から、超高層建物まであらゆる建物に適用可能な“超低摩擦滑り免震装置(摩擦係数0.01~0.02*1)「(仮称)S・LAPUTA=スラピュタ」”を開発しました。また、この装置を用いた高層マンションの建築センター評定を終了し、建設大臣認定を平成12年3月31日に取得しました。(建設省東住指発第49号、建設省東住街発第22号
) 当社では、免震構法のさらなる高性能化、適用範囲の拡大を目指して、PTFE材(四フッ化エチレン樹脂)を用いた新しい免震装置の開発を進めてきました。前回、摩擦係数0.09の免震装置を開発し、超高層マンション(枚方リバータウン第3工区A棟)に適用しましたが、今回、その第二弾として、摩擦係数を飛躍的に小さくした “超低摩擦滑り免震装置”を開発し、高層マンションに適用したものです。 「(仮称)S・LAPUTA」は、前回と同様ステンレス板の滑り面にコーティングを施したスライドプレートと、PTFE材(日本ピラー工業株式会社製)を使用したベアリング、鉄製のホルダー、1層のゴム(東洋ゴム工業株式会社製)で構成されています(図1参照)。今回、ベアリング材とステンレス板のコーティング材との組み合わせを工夫することにより、ほとんど水平力を負担しない0.01~0.02という、従来のものよりもかなり低い摩擦係数を実現しました(図2参照)。 |
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| ① | 免震性能に大きく影響する周期は10秒近くまで自由に設定することができ(図3参照)、戸建住宅・集合住宅・病院・事務所など、あらゆる用途、形状の建物に免震構法を適用可能にします。 |
| ② | 従来の積層ゴムを用いた免震構法において、階段下などの荷重の小さい部分や変動軸力の大きい 隅柱の下などに部分的にこの装置を用いるなど、設計上の自由度を飛躍的に広げることができます。 |
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| 【備 考】 | |
| *1 摩擦係数: | 支えている重量に対してどの程度の水平方向の力で滑らせることができるかという割合。この場合は100分の1~2の力。摩擦係数は重量、速度によって変化するため0.01~0.02という幅を持った表現としている。 |
| ※「(仮称)S・LAPUTA」名称について ・揺れからSlide(滑る)して逃れる、建物は宙にとまっているイメージ。 ・天空・不動の城 ラピュタの意を含む。 <ハイブリッド型制振システム「G・LAPUTA」、アクティブ微振動制御システム「F・LAPUTA」 などの当社の免震・制震・制振システムにつづく> |
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