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世界初、インターネットを使用した超遠隔操作による無人化施工
建設機械自律制御システムの開発

  株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:田村 宏明)は、インターネットを使用して、建設機械を自律制御するシステムを開発しました(特許申請済み)。

  当社では、20年前から建設業における労働環境の改善、労働者の高齢化・省力化対策として、遠隔操作による無人化施工技術への取り組みを進めてきました。現在では、無人化施工の技術は飛躍的に進歩し、施工効率と施工品質の面では有人作業と同等のレベルになっています。しかし、遠隔操作は1人のオペレータが1台の無人重機を操作するシステムになっているために、有人施工と比較してコスト面ではあまりメリットが期待できません。

  そこで、無人化施工におけるオペレータの省人化によるコストダウンおよび、更なる施工効率と施工品質の向上を目的として、多方面で応用可能な新技術の開発を、98年4月から開始しました。そして、本年9月から、開発したシステムを振動ローラに搭載して、現場実証実験を行いました。振動ローラは、オペレータに与える振動の影響から、自動化への期待が高まっています。

  今回の技術開発は、現在、世界中で使用出来るインターネットに着目し、パソコンがあれば、どこからでもインターネットを使用して、無人重機を遠隔操作できるように開発をしたものです。インターネットを使用することにより、操作は場所や時間に制約されることがありません。また従来、1つの無人重機に1人のオペレーターを必要としていたのが、無人重機を自律制御させる事によって、1人のオペレーターが複数台の無人重機を遠隔施工管理することができ、省人化の実現と大幅な人件費のコストダウンが期待できます。更に、自律制御では規則正しい安定した締め固めが可能になり、必要転圧回数の確認も自動で行えるため、施工品質を向上させることができます。今後は、振動ローラー以外の重機への適用やインターネットを使用した遠隔操作技術を用いて遠隔地での無人重機の管理への適用を図っていきます。

<システム概要>
インターネット上のホームページから振動ローラの走行経路設定ができる。この走行経路をもとに、GPS、およびジャイロデータを頼りに自律走行を可能にした。
GPSデータの受信遅れを考慮した予測制御を取り入れ、高い精度の走行を可能にした。
インターネット上のホームページから、走行制御、緊急停止を含む遠隔操作ができる。
作業時のデータは全てデータベースに保存され、作業の出来高・出来形等の作業情報が共有でき、容易にCALSへの展開が可能である。
通信系統を複数化し、トラブルに強い通信システムになっている。
稼働実績情報、重機情報等がインターネット上で見ることができるため、専門の技術者による遠隔指示で、故障時の対応も可能である。
この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

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