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建物の形状と風向きを入力するだけでビル風をパソコンが予測
ビル風自動予測システム「春うらら」を発売

株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:藤田一憲)は、昨年7月に開発・実用化した"ビル風自動予測システム「春うらら」"を本年8月からコンカレント日本株式会社(本社:東京都台東区、社長:中村 脩)より発売します。

 現在、ビル風の予測方法には、「風洞実験」*1、「数値シミュレーション」*2、「机上検討」の3つがありますが、予測するのに比較的時間がかからず、コストもかからない机上検討が主流になっています。

 机上検討とは、過去の多くの風洞実験結果に基づいて、予測者が建物周辺に生じるビル風を予測する方法、つまり風速増加域*3を推定する方法です。机上検討で予測をする際は、風に関する専門知識を必要とし、また検討から報告書の作成までに2週間程かかっていました。

 この度発売する"ビル風自動予測システム「春うらら」"は、これまで行われてきた、人による机上検討を、気象データ*4や多くの風洞実験結果をデータベース化し、パソコンに取り込み自動化したもので、より客観的なビル風の予測が可能になります。

 本システムは、「風速増加域検討プログラム」と「報告書作成用プログラム」から構成されています。前者は、データベースから風向・風速などの情報を取り出し、風配図*5や風速増加域を計算し、作図します。また後者は、複雑な報告書を自動的に作成します。

 本システムの導入により、これまで専門家しかできなかったビル風の推定は、一般の設計者でも行えるようになり、顧客のニーズに迅速に対応できます。またこの報告書には、植裁による防風効果も盛り込まれ、近隣住民への説明資料としても活用できます。 本システムは、Windows95対応で、値段は1システムあたり950,000円(消費税別)です。
コスト
所要時間
用語の説明
*1 風洞実験 6百万円 約2カ月 風洞と呼ばれる風を作る装置の中に建物などの模型を設置し、実際に風を吹かせ風向・風速を測定すること
*2 数値シュミレーション 数百万円 約3カ月 建物周辺を流れる風の風向・風速をコンピューターにより再現させること
机上検討 数十万円 約2週間
「春うらら」 95万円 約2日間

*3・・・ 風洞増加域:建物が建つ前と建った後において風速が増加する比率を表す領域
*4・・・ 気象データ:複数年間における地域の風向頻度および風速の情報を含むデータ
*5・・・・・ 風配図:地域において風の吹きやすい風向を表す図

【特 長】
①建物の形状(高さ、幅、奥行き、傾き)と風向きをディスプレイ上で入力するだけで、風速増加域をパソコンが自動算出します。
②①で強いビル風が発生すると算出された場合、植裁(防風対策物)などを配置して、その防風効果を示すことができます。
③建物の周辺に発生する風の風洞実験結果をデータベース化しました。(日本の気象観測地点約150箇所の気象データは別売りになります。)
④従来の机上検討では、検討開始から調査報告書の作成まで2週間かかっていたところを2日間で行えます。
   ・地図データ作成 1日        ・建物・所在地のファイル作成 20分
   ・風速増加域検討プログラム 20分  ・報告書作成用プログラム 10分

【「コンカレント日本株式会社」の概要】
本 社:〒111東京都台東区柳橋2-19-6秀和柳橋ビル
社 長:中村 脩
資 本 金:3億円
業務内容:電気機械器具卸売業(家庭用を除く)
担 当 者:テクニカルシステム部
システム営業担当 岩井 益澄 TEL 03-3864-5719

この件に関するお問い合わせ
株式会社 フジタ
広報部
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

本ページに記載している内容は発表日現在のものです。
現時点で変更になっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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