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覆工コンクリートの施工状況を見える化、安定した品質実現 -国土交通省四国地方整備局内の道路トンネル工事で初の試み-

株式会社フジタ

 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田卓司)は、国土交通省四国地方整備局発注の道路トンネル工事(高知県南国市、稲生トンネル)において、覆工コンクリートの打込みから脱型、養生までの施工状況を"見える化"できるシステムとして全線に適用しました。

 フジタでは、これまで覆工コンクリートの品質向上を目的として施工時における様々な計測システムの開発を行ってきました。今回の取り組みは、昨年開発した「多機能セントルシステム」(各種計測機器が一体型のシステムとして機能するセントル型枠,図1)を発展させ、覆工コンクリートの施工状況を誰でも把握できるように大型モニタで表示させたものです(写真1)。このシステムは、覆工の施工方法や施工サイクルの遵守と安定的な品質確保が狙いであり、覆工作業の完全自動化の実現を目指す次世代型施工システム開発の第一段階と位置づけられます。

 今回、大型モニタで見える化を行ったシステム(以下に示す①~③)は、自社で開発したものであり、各計測機器により得られたデータの解析や外部機器への制御など高い拡張性を有します。今後は更に利便性の高い覆工コンクリート施工システムへと発展させていく予定です。

①圧力ウォッチャー:セントルに作用するコンクリートの圧力の見える化
 近年、覆工コンクリートの流動性が高まり、セントルに生じる圧力を管理することが重要となっています。このシステムによりセントルに生じる圧力の状況をリアルタイムで把握することができます(写真2)。また、図化表示によりセントル断面の位置と圧力値を一目で確認できるため、迅速に打込み時の施工管理を行うことができます。

②覆工ウォッチャー:静電容量式センサによるコンクリート打込み状況の見える化
 このシステムでは、コンクリートの打込み状況をビジュアル的に把握できるため、決められた打込みステップや打込み速度を遵守して施工することができます(写真3,図2)。また、打込み時の配管切替えや振動締固め機(バイブレータ)の使用を適切に行うことができます。

③温度ウォッチャー:温度センサを用いたコンクリート強度の発現状況の見える化
 当社開発の1線多点式無線通信型の温湿度計を鋼製セントル型枠(岐阜工業株式会社製)の周方向に配置し、坑内やセントル表面の温度分布や坑内湿度をモニタにより把握することができます。打込み後のコンクリートの圧縮強度を積算温度に基づいて予測しモニタに表示します(写真4)。所定のコンクリート強度に達したことを確認した上で、セントルの脱型を行うことができます。

【稲生トンネル工事概要】
工事名称 平成24-25年度稲生トンネル工事
工事場所 高知県南国市稲生
発 注 者 国土交通省四国地方整備局
施 工 者 株式会社フジタ
工   期 2013年 3月 1日~2014年 9月19日
工事概要 工事延長L=100m(トンネル延長L=99m、内空断面積A=76.2m2)

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この件に関するお問い合わせ先
株式会社 フジタ
広報室
Tel.03-3402-1911
Fax.03-3796-2346
e-mail.info@fujita.co.jp

本ページに記載している内容は発表日現在のものです。
現時点で変更になっている場合がございますので、あらかじめご了承ください。



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