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FUJITA DaiwaHouse Group

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高効率、長寿命の水銀灯1KW級大型LED照明装置を開発

 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田卓司)は子会社である株式会社高環境エンジニアリング ※1(本社:東京都渋谷区、社長:近藤敏仁)を通して、LED照明装置開発のベン チャー企業であるSOLECO株式会社※2(本社:東京都千代田区、社長:朴鍾國 以下ソレコ株式会社)と共同で水銀灯1kW級大型LED照明装置※3を開発、販売を開始いたします。

 上記各社はすでに電源を含めた総合効率で1Wあたり100ルーメンを超える大出力光量の高効率なLED照明装置を開発し、販売していますが、この出力 をさらに向上させ、水銀灯1kW級のLED照明装置(総消費電力330W)の実用製品化に成功したものです。

 当社は工場、物流施設の建設を重点分野として取り組んでいますが、受注活動にあたって、この大出力照明装置が有効なことから技術提案に本製品 を盛り込み受注強化のツールとして活用していきます。対象となるのは工場の生産設備、物流施設、実験場、体育館、および屋外施設などです。

 従来、大出力で高効率なLED照明装置は点灯中の発熱により光量および効率が低下するといった課題があり、さらに本製品は、他社同等製品と比較 してLED素子が高密度に配置されているので放熱が重要な課題となっておりましたが、ヒートパイプの原理
※4を活用することによって、ファン等を装備することなく自然 空冷によって効率的な放熱に成功し、発光効率が著しく損なわれない温度に抑えることに成功いたしました。

 近年、LED照明装置は、省エネ、省CO2の観点から、従来の白熱電球・蛍光灯や水銀灯から急速に置き換わりつつあります。その国内市 場規模は2012年で約3,738億円/年が見込まれており、2020年度には4,595億円/年
※5になると期待されています。その内、本照明装置の狙い市場は、大空間を有する工場、実験 場、倉庫及び集魚灯等で使用する比較的大出力の照明装置の市場で、15%程度(500億円~700億円)と見込まれます。

 今後、本製品を、高効率性能と大幅な消費電力量の削減を実現する照明装置として外販に向けた営業活動を展開し、2013年度で約2,000台の販売を 目指します。今回、販売するLED照明装置の希望小売価格は、1台当たり24万円です。

 本LED照明装置の製造はソレコ株式会社が担当し、営業と販売は株式会社高環境エンジニアリングがソレコ株式会社と共同で行います。


※1

株式会社高環境エンジニアリング:

 

 

1996年に東京都渋谷区に株式会社フジタの関係会社として設立した会社(資本金7,300万円)で、フジタが開発した技術を主たる製品として外販 する会社です。
建設とその周辺技術領域で建設・環境・ITエンジニアリングに取り組んでいます。

   

※2

ソレコ株式会社:

 

2011年に千葉県千葉市(2012年に東京都千代田区に移転)に設立したベンチャー企業(資本金2,000万円)であり、LED照明による工場灯、特殊大 型照明、モノコッククールボディを主要製品としている会社です。

   

※3

「LED」: Light Emitting Diode(発光ダイオード)の略称です。

   

※4

ヒートパイプ:

 

 

20121130LED_1.jpgヒートパイプはNASAにより開発された、人工衛星用の放熱技術です。右図にヒートパイ プの原理を示します。図の下部は熱源あるいは高温部、上部は冷却あるいは低温部になっています。白矢印は動作液の蒸気、黒矢印は動作液の流れです。 ヒートパイプは高温部において動作液が熱を吸収して蒸発し、その動作液蒸気がパイプ内を低温部へ移動します。低温部で冷却された動作液蒸気は液体と なり、高温部へ移動します。このように温度差があることによってヒートパイプ内で動作液が循環し熱を移動させています。従来の熱伝導による放熱に比 べ、熱移動の速さが桁違いに大きいことが特徴です。

   

※5

株式会社富士経済の報告を参照しています。

 

20121130LED_2.jpg

   
20121130LED_3.jpg 20121130LED_4.jpg


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